秋です。ハイキングのシーズン到来です。修那羅峠を訪れました。

「しょならとうげ」といい、長野県・上田市から143号線で西へ約20km

程のところです。車道の駐車場に車を置いて、峠まで800m程のやや

急な、坂道を登りきったところに安宮神社があります。裏手の広い境内

には、小さな幾条もの谷がうがたれ、そこここにたくさんの(800体とい

われている)石神・石仏がボソッと置かれていました。大きさも40-50

cmほどで、しかも表情が皆素朴で豊か。思わず対話をしたくなるような

石仏もあり、幾ら見ていてもあきることがありません。

 江戸から明治初期にかけて、ここに「修那羅大天武」という祈祷師が

おり、大評判となって、近在はもちろん遠く東北地方から願掛け掛けに

やってきたようです。願いがかなうと自分の村の石に石仏・石神を刻ん

で、奉納したものだと言われており、だから、種種雑多で統一性のない

ところが魅力なのです。地蔵様・観音様は言うに及ばず、鬼神・武神・

や訳の判らない像もたくさんありました。

 国民保養温泉の鹿教湯(かけゆ)には、回り道をして、途中、大法寺

の三重塔(国宝・見返りの塔といわれる)に立ち寄り、平井寺トンネル

(有料)を経由しても1時間程度の距離でした。