寒さにスイセンが良く似合う。わが国のスイセン三大自生地は、

兵庫県・淡路島、福井県・越前海岸と千葉県・房総半島の三箇所。

房総半島と伊豆半島の爪木崎には行ってみたが、ここ3年ほど前

からは、越前海岸のスイセンを是非見たい、と考えていたところ、

今年1月中旬、やっと行く事ができた。

 JRを利用して北陸本線で芦原温泉駅下車。途中越後湯沢から

ほくほく線沿線では、1m以上の積雪に「越前の雪はどの位あるの

だろう」と言う心配。スノーブーツはおろか、ジョギングシューズで

電車に乗ってしまったからだ。

 翌日、芦原温泉駅から出る「越前スイセン号」は、予約制だったが

なんと80人、大型バス2台で越前岬に向かうのだった。心配した

雪は全くなく一安心。50分ほどで、海岸から山の斜面を100m以

上も登った、越前岬灯台のある高台に到着。ここからは山腹の斜面

一面に見られるスイセンの山を、山頂まで縦横に走る幅1mほどの

ハイキングコースを自由に歩き回る事40分。足の弱い人は途中ま

で、体力に合わせて散策できる。駐車場には「スイセンの館」もあっ

て楽しむことが出来た。

 帰路は、東尋坊の柱状節理に驚いたり、昼食を取ったりした後、

15時前、JRの芦原温泉駅に到着した。