うわさに聞いていた「赤い温泉」、やっと行って見ることが出来た。混浴ではないが、これなら女性が入っても

湯に沈んでしまえば、体は全く見えない濃い茶褐色。ちなみにタオルを浸したら、見事に染まってしまった。赤い

温泉は、以前新潟県栄村で、苗場山登山の帰りに寄った、小赤沢の湯以来だった。

 その名は「天狗温泉・浅間山荘」。

 浅間山は三重式火山で、最も古い外輪山に黒斑山、その中に前掛山、一番新しい釜山が今、煙を吐いており

時々噴火する。黒斑山は2万4千年前に、大きな山体崩壊を起こし、泥流は吾妻川から前橋・高崎・伊勢崎市に

達して、現在多くの人が生活している台地を作った。その名残を残しているのが伊勢崎では「竜宮」の大岩、高崎

では「聖石」、前橋の「飛び石」だと言われる。吾妻川にも中之条に「トウケイ石」などが分布している。

 その黒斑山の登山口に「天狗温泉・浅間山荘」がある。長野原から146号線で南下、中軽井沢で18号線を西に

進み、追分で浅間サンラインを走り松井トンネルを抜けて、次のトンネル入口手前を左折、すぐに右に北上すると

目的地である。長野原からは90分ほどだった。日帰り入浴は500円だったが、宿泊も出来る。

 茶褐色の温泉を十分堪能して、手打ちそばを頂いた後は車坂峠まで登り一服。駐車場が完備され、ビジターセ

ンターもあって、黒斑山の情報も入手できる。登山は山頂まで往復3時間程度で、登山規制もなし。

 峠からは一路、嬬恋村の広大なキャベツ畑の中を下り、田代で145号線に入って長野原経由、赤い温泉体験を

無事終了した。白菜とキャベツのおみやげも、勿論忘れる事はなかった。